魔法学校たんぽぽ教室で、魔女よねごんは暮らしています。可愛い1年生との日々をみなさんにおわけします。


by yonegon_gon

賢い子どもたち

今年はボランティアの方々がたくさん来てくださって、
学級園に植えた野菜も大変立派に育っている。
土作りから苗植え、その後のケアまで、
実に丁寧にやってくださって、
毎年植えはしたもののほったらかし、
草ボウボウになっていた学級園の畑も、
今年は立派な野菜がたくさん育っている。

子どもたちは、それぞれに世話をする野菜を決め、
水やりと草引きをすることにした。

私は忙しさにかまけて
なかなか畑を見に行くことができなかったが、
晴れの日が続いた日、
ふと気になって運動場に行こうとする子に

「野菜に水あげた?」と聞いてみた。

すると彼女は、
「今日は私の番じゃないの。」と、
こともなげに言って走り去った。

「あ、そう。」

取り残された私は、考えた。
なるほど、一つの野菜を2~3人で育てているのだが、
子どもたちは自分たちで相談して、何曜日は誰が水やりと決めているようだ。
2年生、なかなかやるもんだ。無駄がない。

 渡りローかを通ると、中庭に突き出たコンクリートの上に、
いつも小さな鍬とスコップがきちんと並べてある。

晴れの日も、雨の日も、きちんと。

中庭掃除の子どもたちが使い終わった道具を置いてあるのだ。
いつ見ても、ほほえましくて笑顔になる。

オクラの苗に病気が出て、もう駄目だなあと思っていた。
最初の収穫に行ったとき、オクラは元気になっていた。

オクラを育てている子どもたちが、
病気になった葉をこまめにはさみでちょん切っていたらしい。
子どもたちは、賢い。  

大人がわいわい言わなくても、
子どもたちはちゃんと考えている。

大人から見れば遠回りだったり、穴だらけだったりするが、
失敗したりうまくいかなかったりする経験を乗り越えて学んでいくものだ。

「ああしなさい。」「こうしなさい。」と言われて
ロボットのように動いていては、考える力は育たない。

「信頼、辛抱、楽天的」
そういう言葉を持った大人がまわりにいると、
子どもたちの生きる力は育つ。

とは言え、日常の忙しさに追われていると、
ついつい余計な小言を言いたくなる。

反省。
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by yonegon_gon | 2010-07-04 18:36 | 魔法学校