魔法学校たんぽぽ教室で、魔女よねごんは暮らしています。可愛い1年生との日々をみなさんにおわけします。


by yonegon_gon

ツチイナゴ

昼休みにふらっとじんくんがたんぽぽにやってきた。
じんくんは、1年生のとき私のクラスだった。
虫が大好きで、朝から晩まで虫を探していた。
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1年生になったばかりの頃、生活科の勉強で、
大きくなったらなりたいものを絵で描くというのがあった。
まだ、文字を習ってなかった頃だ。
じんくんは、大きな木を描いた。
大きな大きな木。

「じんくん、大きくなったら何になりたいの?」
「木になりたいの。大きな木に。」
「どうして木になりたいか教えてくれる?」
「虫がいっぱいくるから。」

そんなじんくんはもう4年生。
まだ、木になりたいって思ってるかな・・
と、ふとそんなことを思い出した。

じんくんは、ゆっくりと入ってきて掌をぱっと開いた。
「見て、よねごん。」
その手には、イナゴのような虫がいた。
「わお!それ、どうしたの?」
よく見ると、その虫はちゃんと生きて動いている。




「見つけたの。」
「今頃、この寒いのに生きてたんだ。すごいなあ。」
「うん。」
「でも、何か食べさせた?水とか飲ませた?」
「ううん。」
「じゃあ、とりあえずお皿に水にぬらしたティッシュでもおいてあげますか。」
「うん。」
ということで水をあげる。
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しかし、こんな冬に生きてる虫がいるんだ。びっくり。
ということで、じんくんと調べたらこれはツチイナゴだった。

【淡い土色をした大きなバッタ。草のよく茂った野原で見られる。
クズの葉を好んで食べる。
日本(南西諸島のぞく)の狭義のバッタの仲間では、成虫で冬を越すただ一つの種類。】

じんくんのおかげで、よねごんは一つ賢くなりました。
ありがと。
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by yonegon_gon | 2006-01-15 21:56 | 魔法学校