魔法学校たんぽぽ教室で、魔女よねごんは暮らしています。可愛い1年生との日々をみなさんにおわけします。


by yonegon_gon

ヘンゼルとグレーテル

うっかり、キャラクター折り紙という本を買ってしまった。
そしてまた、うっかり学校に持ってきてしまった。
その本が、これ。

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そして、よねごんの魔の日々が・・・
鬼太郎を折り、マリオを折り、ピカチューを折り・・・
絵の注文が20人ばかりたまっているのに、
これではどうしようもない・・ということで、
折り紙は、お誕生日限定ということにした。

ところが、昨日、1組のゆうたくんが給食の後、たんぽぽにやってきた。
キャラクター折り紙の本を、ぱらぱらめくってから、こう言った。

「あのさ、俺の弟、そうたなんだけど、
明日が誕生日なんだよね。
で、アンパンマンが大好きなんだよね。」

わかったわかった、皆まで言うな。

「明日までね。了解しました。」
ということで、今日無事に折りあがったのがこれ。
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しかし、この本、難しい・・・
1組のあやかちゃんが29日誕生日で、ピカチューのご注文。
のりこちゃんは、もう誕生日が過ぎたけど、キョロちゃんのご注文。

最近、肩こり気味のよねごんです。

ところで、たんぽぽ教室のお掃除当番を、みんなは待ち望んでいる。
なぜかというと、掃除時間15分のうち、10分集中してやれば、
あとの5分は、たんぽぽで自由に遊べるからだ。

もちろん、これはたんぽぽの王様、よねごん魔女のお達し。

でも、月一回くらい、たんぽぽの通貨、折り紙の整理の日がある。
その日は、掃除時間15分めいっぱいかかってしまう。
今日は、その日だった。

たまりにたまった折り紙を、色別に仕分けする作業。
これは、なかなか大変な労働だ。

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みんなが一所懸命に仕分けしているそばで、
暇そうなよねごんが言う。
「働くのじゃ、子どもたち。うっはっは」

必死に仕分けしている子どもたちは、無視する。
それにもこりず、よねごんは続ける。

「子どもたちを働かせて、魔女さまはお昼寝だあ。」

さらに、無視。
少し淋しくなったよねごんは、素に戻って言った。
「あのさあ、そう言えば、森の中に住む悪い魔女が、
子どもたちをつかまえて、働かせてって話しあったよね。」

きいくんが、折り紙を分けながら答えてくれた。
「あった、あった。なんてお話だったけ。」
「青い鳥・・・いや違う・・・ヘンゼルとグレーテルだ。
そうそう、お菓子の家だ。」

やっと、きいくんに相手をしてもらって、
気をよくしたよねごんはさらに続けた。

「ふっふっふ。このたんぽぽがお菓子の家で、
あんたたちは、悪いよねごん魔女に捕まえられた子どもたちなんだわ。
おっほほっほ。太らせて、くっちまおうかしらん。」

脇目もふらずに折り紙を分けているふみなちゃんが、
あきれたような声で言った。

「あのお話って、魔女は釜でゆでられちゃうんだよ。よねごん。」

あ・・・そうだった。
そこで掃除終了のチャイム。

きれいに分けられた折り紙と、
遊んでもらえなかったよねごんが、
たんぽぽ教室に残されました。
くすん

もっとうけるネタ探さねばなあ・・
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by yonegon_gon | 2006-05-23 22:40 | 魔法学校