魔法学校たんぽぽ教室で、魔女よねごんは暮らしています。可愛い1年生との日々をみなさんにおわけします。


by yonegon_gon

クラブチーム

さて、中休みにたんぽぽでぼーっとしていると、
2組のゆうとくんがやってきた。

「よねごん、よねごん、りょうまのファンクラブに入ってくれる?」
「ほほー、りょうまくんのファンクラブができたのですか。」
「うん、今、5人入ってるの。よねごんも入って。」
「いいですよ。喜んで。」
「やった!」

ちょうどその時たんぽぽにいた、はるちゃんとみさちゃんに、
ゆうとくんが声をかけた。
「ねえ、ねえ、りょうまのファンクラブに入って。」
「きゃああーーー。」

なぜか、二人の女の子は、悲鳴とともに走り去ってしまった。
呆然と立ちつくすゆうとくん。
「まあ、女の子は微妙ですから。」
わかったようなわからないような顔をして、
ゆうとくんは、次の勧誘に向かった。
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給食の時間、そのゆうとくんのグループでよねごんは昼食。
「ゆうとくん、ファンクラブの会員は増えましたか?」
ゆうとくんは、ぱくぱく給食を食べながら言った。
「3人減った。」
「あらら・・・。」

すると向かい合わせに座っていたこうちゃんが言った。
「よねごん、ぼくら野球クラブ作ったよ。」
「ほーそれは、すごい。なんていうチームですか。」
「ドラゴンズ。」
「うーーん、タイガースの天敵ですね。」
「監督は、つかくんなの。ねえ、つか監督。」
私の背後で給食を食べていたつかくんが「うん。」と言った。

つかくんは、いつか大リーガーになるという
大きな夢に向かって邁進している男の子だった。
ドッチボールでボールを投げる時ですら、アンダースローである。

「つか監督ですか・・そう言えば、そんな名前の監督がいたなあ・・
あ、あれは蔦監督だ・・・。あの池田高校は、なかなかすごかった・・。」
とか何とか、わけのわからんことを言っているよねごんにはかまわず、
こうちゃんは、つか監督に言った。

「監督、今日のお昼休みの練習は何しますか?運動場10周?」
つか監督が答えた。
「そんな、10周もしんどいでしょ。えーっと、今日はポジションを決めます。」
「わかりました、監督。ねえ、よねごん、練習見に来てくれる?」
「いいですよ。試合の時には、チアガールをやってあげましょう。
ポンポン持って、短いスカートはいて、ふれふれ!どらごんず!へい!」
この発言は、みんなに無視された。

結局、昼休みは漢字やプリントの間違い直しをしなければならない子が、
メンバーのかなりをしめていたので、練習は延期になった。

野球チーム、一つしかないんだけど、試合はどことやるんだろ。
よねごんのチアガール、活躍する日は来るだろうか。ほほほ
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by yonegon_gon | 2006-06-07 20:52 | 魔法学校