魔法学校たんぽぽ教室で、魔女よねごんは暮らしています。可愛い1年生との日々をみなさんにおわけします。


by yonegon_gon

のれんといふもの

たんぽぽにのれんがかけられた。
と言っても、よねごんが小学校で飲み屋を開くわけではない。

プールの着替えで来る女の子たちは、
よねごんがびしっと指導したので、あれ以来、さっさと着替えるようになった。
でも、いくら言っても上からぬいじゃうので、必然的に素っ裸になってしまう。
後から、遅れてやって来る子がドアをあけると、
なかは、丸見え。これでは、あんまりだなあ、ということで、
よねごんは、近くの百均へ走って、のれんを二つ買ってきた。

丈が長くて涼しげな柄を・・と思ったんだけど、
そんな贅沢も言ってられなくて、とりあえずあるのを買い、
たんぽぽ教室の二つの入り口にかける。

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ちょっと変かなあと思っていたけれど、
教室を通り抜ける風に、のれんが揺れて、なんだか涼しげ。

なかなか風情がある。
1組の先生が、「なんですか?これ」
と聞いたので、かくかくしかじかと説明を。
「風呂屋みたいだなあ。」と笑っていた。

ふむ、風呂屋・・・・
そうこうしているうちに、よしきとこうすけくんが入り口に。
「男湯はどっちだ?」
「こっちかも。」
「よし、入ろう。」
とか言って、のれんをくぐって入ってくる。

あたしゃ、番台のおばちゃんかい。

出たり入ったり、のれん一枚でそんなに遊べるものかと思うくらいに、
子どもたちが、楽しんでくれた。

放課後、静かになったローカに校長先生が現れた。
「ほー、涼しげですなあ。」
のれんをくぐって顔を出した校長先生に、
思わず「いらっしゃあい」と言いそうになった・・・やば
あわてて、何故のれんかをかくかくしかじかと説明する。

一日で、同じ説明を何回繰り返したか・・・
明日の職員朝礼で、みなさんに言っておいたほうが
一度ですんでらくかもしれない。

とりあえず、プールの授業が終わる夏休みまで、
たんぽぽ教室にはのれんが揺れることになった。
ついでに、お茶のおまけについていた風鈴を窓辺にぶら下げてみた。
小さな風鈴が風に揺れてちりんちりん。
うちわは、もともと数枚たんぽぽにある。
後は、蚊取り線香の煙と、スイカがあれば・・・・。

夏は、もうすぐ。
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by yonegon_gon | 2006-06-21 21:48 | 魔法学校