魔法学校たんぽぽ教室で、魔女よねごんは暮らしています。可愛い1年生との日々をみなさんにおわけします。


by yonegon_gon

全校登校日

奈良だけではないと思うのだが、
私が教員になってから、かれこれ二十数年、
夏休みの全校登校日は、8月6日か8月9日にという学校がほとんど。

登下校の子どもたちをねらった犯罪が増えてからは、
学級や学年の登校日はなくなった。
故に、夏休みに子どもたちが学校に来るのは、
プールの補習や、記録会や競技会の練習に来る日を除くと、
この全校登校日だけとなる。
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反戦平和の学習の一大イベントとして位置づけられたこの全校登校日。
体育館に全校生徒が集まって、集会をし、
その後、3年生以上は戦争体験のお話を聞く。
1,2年生は教室で、お話会の人たちから、戦争の絵本を読んでもらう。

さて、暑さぼけしてるわけでもないんだが、この前段にある全校集会、
朝行ってから、私が司会をしなければならないことがわかった。
大あわてで、他の先生に集会のレジメを見せてもらう。
レジメすら、初めて見たんだから、まいったまいった。

暑い体育館で、校長先生のお話と、
担当の先生から今日の集会の意義についてのお話を聞き、
その後、黙祷をして、「ヒロシマのある国で」という歌を全校で歌う。

最後に、秋にヒロシマに修学旅行に行く6年生が、
全校のみんなにメッセージと歌を贈って集会は終わった。

その6年生の歌。とてもステキな歌だったので紹介しておきます。


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     この時代に            作詞 中山真理

    おじいさんは昔 飛行機にのって
    戦いにでかけたよ 何の疑問も持たずに
    時代(とき)が変わっておじいさんは 帰ってきたけれど
    たくさんの友だちが 命落としたよ

    かわいい絵をちりばめた 飛行機が夢をのせて
    大空を羽ばたくこの時代に ぼくは何をしよう

    おじいさんは言った 偉くなろうとか
    認められようなんて 考えないほうがいい
    愛する大事なもののために 力尽くしたら
    何も残らないのが あたりまえだから

    人と比べることで 自分を確かめるような
    にぎやかで寂しいこの時代に ぼくはどう生きよう

    かわいい絵をちりばめた 飛行機が夢をのせて
    大空を羽ばたくこの時代に ぼくは何をしよう

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今日の集会の黙祷の前に、子どもたちに少し話したんだが、
以前、NHKの番組の中で、
アフリカで活動している志賀あけ美さん(NPO法人セーブアフリカ代表)という方のお話を聞いた。
彼女は、番組の最後に子どもたちにこんなメッセージを贈った。

「今までご覧になったアフリカの子どもたちの生活は、
日本の子どもたちとは、あまりにも違います。
世界には、こんな不公平がまだまだいっぱいあります。
みなさんは、こんな不公平をなくすために、
がんばって勉強してほしいと思うのです。」

どうして勉強をするのか。或いは、どうして勉強してきたのか。
よねごんの心にすとんと落ちた言葉でありました。
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by yonegon_gon | 2006-08-09 19:56 | 魔法学校