魔法学校たんぽぽ教室で、魔女よねごんは暮らしています。可愛い1年生との日々をみなさんにおわけします。


by yonegon_gon

鍵盤ハーモニカ

今年も恒例の校内音楽会が近づいてきた。
11月の第2週の土曜日。
高学年の子どもたちは、休み時間も練習をしている。
毎日、学校に楽器の音が響いている。

たんぽぽ教室もこの通り。

a0042798_7325943.jpg


低学年は、鍵盤ハーモニカが必修なのだが、
これがなかなか苦手な子が多い。
鍵盤ハーモニカはピアニカとも呼ばれているが、
ピアニカはYAMAHAの商標名。
最近は、鍵盤ハーモニカのプロ奏者が多く出ている。
心にしみる哀愁のある音色が美しい。

音楽会まであと2週間。
たんぽぽの休み時間は、入れ替わり立ち替わり、
鍵盤の練習に、2年生がやってくる。
哀愁のある音色にはほど遠い響きではあるけれど、
スポ根ドラマの出演者みたいに、子どもたちは鍵盤ハーモニカと格闘している。

楽器の演奏が上手になる秘訣はただ一つ。
一に練習二に練習。

今日練習に来ている3人は、それぞれ特徴的で面白かった。
たいきは、気が短く負けん気が強い。
間違えるとすぐイライラして、
「あーもうだめ!いやになっちゃう!もう、やだ!」
と吹くのをやめてしまう。

「まあ、まあ、そう言わずに。さっきより、ずっと良くなっているではありませんか。」
よねごんが、たいきを慰め、励まし、気を取り直した彼は、また、練習を始める。

しゅんくんは、根気強い。ゆっくり吹くとほぼできるようになる。
少しずつスピードをあげて練習を繰り返していく。
間違ってもめげずに、「あ、もう一回」と自分で言っては、がんばっている。

ゆうとはマイペース。
よねごんが何も言わなくても、自分で適当に練習している。

楽器の練習を教える側にも鉄則がある。
感情的にならない、忍耐強く励ます。これだけ。

吹けない子に、ヒステリックに叱っても、
萎縮するだけで、何の益にもならない。

「音が苦」にならないように、「音を楽しめる音楽」
うまく吹けるようになった子どもたちの満足そうな笑顔を見ると、
そう心に思うのだが、これがなかなか・・・・
とりあえず音楽会が終わるまで、
たんぽぽ教室とよねごんの頭の中では、
鍵盤ハーモニカの音色が消えないことでございましよう。
[PR]
by yonegon_gon | 2006-10-29 07:57 | 魔法学校