魔法学校たんぽぽ教室で、魔女よねごんは暮らしています。可愛い1年生との日々をみなさんにおわけします。


by yonegon_gon

1週間のご無沙汰です。

三年生バラエティショーの開催まで、あと3週間。
わたくしは、連日連夜、芝居の稽古と、漫才の稽古と、
カラオケのレッスンと、衣装作りと大道具小道具作りに追われ、
休み時間は、まったくなし。

この前、舞台背景を描くのに、
「われこそは絵が得意という人、たんぽぽへ!」
と呼びかけたら、たからとたかしとあきらとこうきがやってきた。

模造紙9枚貼り付けたでかい紙を見せて、
「ここに、西遊記の村を描いてちょうだい。」
と言った。

「えーーーーーこんなでかい紙に?」
たからが目をむいた。

「はい。」
よねごんが、にっこり笑った。

「村ってどんなのよ~。」
たかしが叫んだ。

「だから、西遊記の村。」
よねごんは、またにっこり。

「だから、西遊記の村ってどんなのよ~。」
こうきが、叫んだ。

「知らない。」
よねごんは、またまたにっこり。

「えーーーーーーー知らないってーーー?」
あきらが、絶叫した。

「とにかく、すぐ下絵を描いてください。
今日の休み時間に、スタッフがそれに色を塗りますから。
タイムリミットは、15分です。」
無茶苦茶言って、よねごんは自分の仕事に戻った。

もう何を言っても無駄だとわかった四人は、
なにやらごそごそ話して、図書室に走り、
一冊の本を持って帰ってきた。

『遠く、近く』という本。
たかしがそれを私の目の前に差し出した。
「これ、どう?」

その本は、遠近法で絵を描く方法を、
小学生にわかりやすく説明した本のようだった。
い・・今から勉強するんかい!
とは、言わず、
「いいんじゃないですか。」
と返事をした。

「よっし!」
と四人は、もう紙にむかっている。
あららら。

そして、完成したのがこの絵。

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すごいでしょ。
彼らは、本で絵を勉強しようと思ったわけではなかった。
本の表紙の絵をそのまま、まねするつもりだったらしい。
でも、模造紙9枚貼ったでかい紙に、
あっという間に、この下絵を描き上げたのだ。

そして、20分ほどで、スタッフのみんなは、色を塗ってしまった。
あっぱれ、三年生!
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by yonegon_gon | 2008-01-23 23:25 | 魔法学校