魔法学校たんぽぽ教室で、魔女よねごんは暮らしています。可愛い1年生との日々をみなさんにおわけします。


by yonegon_gon

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春の校外学習

 みんなが楽しみにしていた春の校外学習、
「海遊館」への遠足も無事終わった。
この時期の金曜は、おそらく、どこの観光地も遠足の子どもたちでいっぱい。
海遊館も同じだった。

 学校を8時半に出発して、9時半に着く。
バスを降りて海遊館の入り口に近づくと、
すでにあちこちから来た小学生や中学生がたくさん並んで入場を待っていた。

海遊館の中は、まるで年末大売り出しのトイザらスのように、
子どもたちでごったがえし、
小さい一年生や二年生は、水槽に近づくのも大変で、
背伸びしてもなかなかジンベエザメが見られない有様。
それでも、人の隙間をぬってなんとか魚たちにたどり着いては、
迷子にならないように、あわてて走って戻ることを繰り返し、

一時間あまり見学をした頃には、みんな疲れ果て、
お腹がぺこぺこになっていた。

海遊館のスタッフが意図的に配置したとは思わないが、
水槽の最後にいるのは、この写真のタカアシガニだった。
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そこにたどり着いた時、わたしも子どもたちも、全く同じことを考えたようだ。
誰かが言った。

「食べたい・・。」

ほんとにお腹がすいていた。
もし、この最後の水槽にアロワナや、サメがいたなら、
きっとそうは思わなかったのだけど。

二年生のみなさんは、水槽にかじりついて、「食べたい。」と言った。
わたしも口には出さなかったけれど、おいしそうだと思った。

タカアシガニさん、ごめんなさい。
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by yonegon_gon | 2010-05-26 20:41 | 魔法学校

図工

 私は、小学校のころ、絵を描くのは好きだった。
でも、いつも下書きでは満足できる出来上がりなのに、
絵の具を塗るとぶちこわしになった。
絵の上手な友だちの描きかけの作品と見比べては、
自信をなくしていったのを覚えている。
それで、子どもたちにも聞いてみた。

「えんぴつで描くとばっちりなのに、
絵の具をぬると、ぐちゃぐちゃに
なっちゃうって人、いますか?」
「はーい!」「はーい!」
と小さな手があがる。

「私もそうでした。よし、二年生の終わりには、
絵の具で描いてもばっちりになるよう、わたしがしてしんぜよう。」

私の安請け合いを、子どもたちが、信じてくれたかどうかは定かではない。

「キミ子方式」という絵の指導方法がある。
「Do not paint free but paint to be free.」
「絵は自由に描くのではなく、自由になるために描く。」
これが、キミ子さんの理念。

この指導方法で描いた子どもたちの絵を見て、
「みんな同じに見える。」
と批判する人たちがいた。

その通りなのだけれど、それは裏を返せば
「みんな同じレベルの描く技術を得る。」ということだ。

スタートはそこからだと、私は思っている。
自分もみんなと同じように描けるんだという自信は、
その子をしっかり後押ししてくれる。

さて、先日、二回目の図工で「夢のお家」を描いてもらった。
これは、指導も何もない。
子どもたちが、住んでみたい、
あったらいいなあと思う家を自由に描くというもの。

どの子も夢中になって描いている。

「ねえ、ねえ、よねごん。」
「はい?」と顔をあげると描きかけの作品を持ったおちびさんが目の前に。

そこから、その作品の説明が延々と続く。
自分の描いた絵を指さしながら、
一生懸命説明してくれる子どもの顔は、とても生き生きと楽しそうだ。

満足するだけ話すと、また机にもどっていく。
ふだんは口数の少ない数人の子たちも、このときは違った。
自分の頭の中に広がるイメージを、一生懸命伝えようと、
絵の力をかりてどんどん話してくれる。

「へー、すごい!」「あーわたしも、そこにいっしょに住みたいなあ。」
わたしの相づちに満足げに机にもどり、またどんどん描いていく。
38人の子どもたちのイメージが、教室いっぱいにあふれているのを感じながら、
もう数十年前にそんな自由な感性を置き忘れてきた私は、
なんともうらやましかった。
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by yonegon_gon | 2010-05-05 22:27 | 魔法学校

体育

ほとんどの子どもたちが大好きな体育。
着替える時間もそれぞれ。
さっさと着替えて運動場に走っていく子もいれば、
一枚脱いできちんとたたみ、また一枚と
マイペースで着替えている子もいる。
みんなが着替えて行っちゃった教室には・・・

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昨日の体育は、体育館だった。
全校朝会で学級ごとに並ぶのだが、
二年生だけがずらっと長いので、
森先生の忠告に従い四列に整列することにした。
四人ずつ、背の順番に並べて、はい終わり、にならないのが二年生。

一度並んだくらいで安心してはいけない。
森先生に体育館のすみに走ってもらい、
「森先生のところに四列に整列!ゴー!」と叫ぶ。
子どもたちは、「きゃーっ」と叫びながら走り始める。
聞いてなかった子も、みんなの勢いで走っていく。
「いーち、にー、さーん、しー・・・。」
数えながら、何秒かかるかを知らせる。

「きゃーきゃー、わいわい!」
さっき並んだばかりなのに、迷子になっている子が数名。
とりあえず、これを数回くりかえし、20秒以内に並ぶことができた。
次の体育の時間まで覚えてくれているといいのだが。

で、その後、6つのグループに分かれてリレーをした。
体育館の端に六列に整列してよーいドン!で走り、
ステージの壁にタッチして戻ってきて、次の走者にタッチ。
ただひたすら走るリレー。
楽しく走り始めた子どもたち。

にこにこしながら見ている私に森先生が言った。
「一つのグループ、7人ですね。」
あ、そうだ・・最後、あのグループだけ走者が残ってしまうなあ。
かわいそうに。

しかし、その心配は必要なかった。
なぜなら、子どもたちはグループの6人が全員走り終えても、
まだ走っていくのだ。

あれ?六番目の子が走り終えると、待っていた一番目の子にタッチ。
かくして、リレーは延々と続くことに・・・。

なるほど、二年生ってまだチームで競争という意識がないんだなあ。
今、走っている隣の子より速く走る、それが楽しいのだ。
私は妙に感心しながら、いつ終わるともわからないリレーを見ていた。
子どもたちって面白いですね。
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by yonegon_gon | 2010-05-02 08:10 | 魔法学校