魔法学校たんぽぽ教室で、魔女よねごんは暮らしています。可愛い1年生との日々をみなさんにおわけします。


by yonegon_gon

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子どもたちの成長

1学期はまるで濁流のように流れすぎた。
梅雨に入り、教室は暑く、小さな二台の扇風機だけが、
40人の熱気をかきまぜていた。

でも、この1学期で子どもたちは、ずいぶん、
いえ、ものすごく成長してくれた。

体育の授業のことを、以前に書いた。
授業に入るまで何分かかるかわからないと。
でも、今は、集まるとすぐに準備体操。
体操が終わると、体をほぐすための鬼ごっこ。
全部、体育係さんが中心になって、
あっという間にやってくれるようになった。

授業中も、しっかりお話を聞いてくれるし、
質問するといっぱい答えが返ってくる。
国語や算数の授業で疲れると思ったことはない。

1学期のはじめから教室で使っているアイティムがある。
キッチンタイマー。

38人もいると、いくら「早くしなさい!」とか、
「5分で!」とか叫んでも、届かない。

そこで、キッチンタイマーが登場。

「はい、5分でやってね。」「ピピピピ。」っと、
タイマーを合わせて黒板に貼り付ける。

すると子どもたちは、なんだかうれしそうにあわててくれる。

1学期、使ってきたタイマーだが、
先日ふと思ったのだ、5分が長くなったと。

何かするのに、「はい5分!」とタイマーをあわす。
でも、だいたい2分か3分で、みんなやってしまう。
タイマーが鳴るまでかかることは、全くなくなった。

大掃除の日、わたしは中庭の畑の草引きを手伝った。
チャイムが鳴って教室に戻ると、廊下で、
教室の掃除当番の子たちが、にこにこしながら待っていた。

「よねごん、ばっちりきれいにしたよ。」
「早く、見て!」

教室に入ると、何と!
ごちゃごちゃしていた後ろのロッカーの上が、とてもきれいに片付けられ、
机はきちんと並べられ、本棚も私の机の上も、
見違えるようにきれいに整頓されていた。

「うそ、すごい!」

ひまわりから、森先生も来てびっくりしていた。

教室掃除の子どもたちは、とってもうれしそうに威張っていた。

すごいね、2年生。
確実にどんどん成長してくれています。

2学期も、のんびりがんばろう!
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by yonegon_gon | 2010-07-22 22:02 | 魔法学校

落ちる運命

教室は狭い。授業中、机間巡視をするときも、
通路はよねごんの大きなおしりでぎりぎりだ。

雨の日が続く梅雨の季節は、休み時間、
子どもたちが教室でいろんなことをして遊んでいる。
けがも少なく、上手に遊んではいるのだが、
ちょっと移動するだけで、机の上や横の物が落ちる。

別に走って通るわけでもないのに、落ちる。

私が大切に使ってきた手動の鉛筆削りも、
二個あるうち一個は、ついに割れてしまった。

残りの一個を死守するべく、置き場所に注意してはいるのだが、
「ガチャン!」
気がつくと、落ちている。

「ええい、これでどうだ!」
鉛筆削りを拾い上げ、教卓のど真ん中に置く。

「ここなら、絶対落ちないね。」
一緒に折り紙をしていたあみちゃんにほほえんで、
折り紙にいそしんだ。

「ガチャン!」・・・・また、落ちた・・?

見ると、鉛筆削りはみごとに床に落ちていた。

考えてみれば、鉛筆削りは鉛筆を削るためにあり、
手動の鉛筆削りは手元に引き寄せなければ削れない。
だから、机のど真ん中に置こうと、棚の上に置こうと、
鉛筆削りは落ちるのだ。

「この鉛筆削りは落ちる運命にあるんだね。きっと。」
とあみちゃんに言ったけど、
あみちゃんは知らん顔だった。

どうか、2年生が終わるまで鉛筆削りがもちますように。
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by yonegon_gon | 2010-07-19 23:56 | 魔法学校

賢い子どもたち

今年はボランティアの方々がたくさん来てくださって、
学級園に植えた野菜も大変立派に育っている。
土作りから苗植え、その後のケアまで、
実に丁寧にやってくださって、
毎年植えはしたもののほったらかし、
草ボウボウになっていた学級園の畑も、
今年は立派な野菜がたくさん育っている。

子どもたちは、それぞれに世話をする野菜を決め、
水やりと草引きをすることにした。

私は忙しさにかまけて
なかなか畑を見に行くことができなかったが、
晴れの日が続いた日、
ふと気になって運動場に行こうとする子に

「野菜に水あげた?」と聞いてみた。

すると彼女は、
「今日は私の番じゃないの。」と、
こともなげに言って走り去った。

「あ、そう。」

取り残された私は、考えた。
なるほど、一つの野菜を2~3人で育てているのだが、
子どもたちは自分たちで相談して、何曜日は誰が水やりと決めているようだ。
2年生、なかなかやるもんだ。無駄がない。

 渡りローかを通ると、中庭に突き出たコンクリートの上に、
いつも小さな鍬とスコップがきちんと並べてある。

晴れの日も、雨の日も、きちんと。

中庭掃除の子どもたちが使い終わった道具を置いてあるのだ。
いつ見ても、ほほえましくて笑顔になる。

オクラの苗に病気が出て、もう駄目だなあと思っていた。
最初の収穫に行ったとき、オクラは元気になっていた。

オクラを育てている子どもたちが、
病気になった葉をこまめにはさみでちょん切っていたらしい。
子どもたちは、賢い。  

大人がわいわい言わなくても、
子どもたちはちゃんと考えている。

大人から見れば遠回りだったり、穴だらけだったりするが、
失敗したりうまくいかなかったりする経験を乗り越えて学んでいくものだ。

「ああしなさい。」「こうしなさい。」と言われて
ロボットのように動いていては、考える力は育たない。

「信頼、辛抱、楽天的」
そういう言葉を持った大人がまわりにいると、
子どもたちの生きる力は育つ。

とは言え、日常の忙しさに追われていると、
ついつい余計な小言を言いたくなる。

反省。
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by yonegon_gon | 2010-07-04 18:36 | 魔法学校